最後のアンケートに答えてくれたら関大生向けオープンチャット一覧を配布します!
中間期間、期末期間に多くの人が苦しめられるのがレポート作成です。
また、資料作成や何から始めたらいいのかわからないといった風に資料の作成には多くの人が苦しめられ、多くの時間を奪われているのでないでしょうか?
実際、大学1年時には私自身も苦しめられてきました。
そこで私たちが入学する1年ほど前から学生の間で使われてきたのがAIです。しかし、AIを活用したレポートや課題への取り組みは様々な波紋を呼びました。AIを活用した一瞬でレポートを完成させるツールができたりなど、正直倫理的に考えて間違いであるようなものまで出てきてしまいました。(現在は公開停止中)
1.AIを使って論文を探す方法
レポートを作成するとき重要になってくるのが参考文献探しです。多くの学生は見苦しい参考文献を掲載し、教授たちも半ばわかりながら私たちに配慮して単位を配布していると考えても間違いではないでしょう。
そこで確実なデータベースから論文を検索できるAIを紹介します。
Elicitの使い方
- 公式サイトにアクセス: Elicitの公式サイトにアクセスして利用を開始します。
- ログインまたはアカウント作成: Googleアカウントなどでログインが必要です。
- キーワードを翻訳: DeepLを使って検索したいキーワードを英語に翻訳します。
- 検索結果を翻訳: 検索結果をGoogle翻訳で日本語に変換します。
- フィルター機能: フィルター機能を使って論文を絞り込みます。
(PDFと記載されているものは無料でPDFをダウンロードすることが可能です。)
2.PDFを分析して、文章を作成する方法
ここが最も問題視されている点ですよね。
ChatGPTなどの文章生成AIによる文章は私たちが入力したプロンプトに基づく、確率で文章が確立されています。
そのため、ハルシネーション(嘘をつく)という現象が起こってしまいます。
大学側の見解としては
生成された文章、翻訳、質問応答等には、精度が高い情報から、誤り、剽窃等を含むものまであり、その評価は信頼できるものには至っていません。
生成された文章、翻訳、質問応答等には、個人情報や機密情報の漏洩、セキュリティ上の課題が存在していることも認識しておく必要があります。
このような内容になっています。
それを解決するAIツールを紹介します。
NotebookLMの概要
- 開発者: Googleが提供するAIによる情報整理ツール。
- 目的: 様々な形式の文書(PDF. txt. ファイル )をアップロードし、AIによる解析・要約・質疑応答を行う。
- 利用可能: 無料で利用可能。
- 活用例: 読書効率化、医学論文レビュー、補助金申請、法律・契約対応、FAQボットなど。
情報の機密性
- データ利用: AIに登録したデータは学習には利用されません。そのため学内資料をアップロードしても問題ないと考えます。 サービス改善目的で人間のレビュアーが資料や回答を確認することがある。
Notebook LMに関する記事
詳しくはこちらのブログ記事で解説しています。
最後に
今回は大学のレポートをAIを活用して、効率的に進める方法を解説しました。この内容は大学側が懸念しているハルシネーション(嘘をつく現象)が起こりにくいため、安心して使うことができます。また、AIを不正に利用して、文章を生成するわけではなく、引用しているだけなのでチート技のような状態にもなりません。
学生の方たちにはこれから始まるAI時代に向けて、効率的にAIを使う方法を知っていっていただきたいです。様々な作業の手助けををするのがAIです。是非使いこなしてください。
また、関西大学非公認サークルAI研究会はこのようなAIを活用して学生生活を効率的に過ごしたり、ビジネスに活用する方法を日々研究しています。興味がある方は以下のフォームに答えていただくか、公式Xにてご連絡いただけると幸いです。
↓上記の内容をまとめた動画です。
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