月10万円以下でも“伸びる運用”は可能。ただし、削るべき所と残すべき所を見極めるのがカギです。
1. まずは相場感を押さえる
- フルパッケージ(企画〜撮影・編集〜投稿分析)だと 月20〜150万円 が一般的なレンジ
- “フォロワー増加特化プラン”など限定的なメニューなら 月5〜30万円 が提示されるケースもある
- 動画1本あたりの撮影+編集を個別発注すると 3〜5万円前後 が目安
- 初期費用は 5〜10万円、キャンペーンで無料の会社もあり
結論:10万円以内に収めるには「業務範囲の切り分け」が必須。フルパックを希望すると確実にオーバーします。
2. 10万円以内で委託できる主な業務範囲
予算目安 | 委託できる内容 | 自社対応が前提の領域 |
---|---|---|
〜3万円 | アカウント初期設定、プロフィール最適化、競合簡易調査 | 企画・撮影・編集・投稿 |
〜5万円 | 月4本までの投稿編集+簡易レポート | 撮影(自社/スタッフ) |
〜10万円 | 企画提案+投稿編集8本+月次レポート | 撮影、簡易サムネ作成 |
逆に 広告運用、キャスティング、詳細なデータ分析 などは月10万円以下では難しいケースが多いです。
3. コストを抑える7つの具体策
- 撮影は自社で行う
- スマホ+リングライトで十分。編集だけ外注すれば1本あたりのコストが半分以下に。
- テンプレ編集×AIツールを活用
- CapCut・VrewなどのAI字幕・自動BGM機能で編集時間を短縮 → 代行会社の見積もりも下がる。
- 成果報酬 or ミニマムプランを選択
- 「フォロワー1000人獲得=5万円」など成果連動型なら固定費を削減。
- 契約期間を3か月単位に
- 長期割引を狙う一方、成果が出なければ早期見直しが可能。
- 地域密着 or フリーランスを検討
- 東京大手より、兵庫・大阪在住のクリエイターは比較的リーズナブル。オンライン完結でも可。
- オプションを“後付け”にする
- まずは投稿制作だけを委託し、広告運用やUGC施策は手応えを見て追加。
- 補助金・助成金を活用
- 小規模事業者持続化補助金の広告枠に「SNS運用費」を組み込み、実質負担を下げる。
4. 「安かろう悪かろう」を避ける注意点
注意点 | 具体的リスク | チェック方法 |
---|---|---|
極端な低単価(1本1万円未満) | 量産テンプレ動画でブランド棄損 | ポートフォリオを必ず確認 |
権利・著作物の扱い | BGM・画像の著作権侵害 → アカ停止 | 使用素材のライセンスを契約書に明記 |
炎上対策の不備 | 不適切投稿で企業イメージ悪化 | ガイドライン・承認フローを設定 |
コミュニケーションコスト | フリーランスが急に離脱 | 連絡手段・レスポンスSLAを設定 |
追加費用の隠れ項目 | 分析ツール/広告手数料が別請求 | 見積もりを「総額表示」で依頼 |
5. 契約前の最終チェックリスト(抜粋)
- □ 10万円以内で 何本・どこまで対応してくれるか明文化
- □ KPI(再生数/フォロワー/CV など)と測定方法を合意
- □ 初期費用・最低契約期間・解約条件を確認
- □ 動画・素材の著作権帰属を明確化
- □ 炎上時の緊急対応フローを定める
まとめ
月10万円以内でも、撮影を自社で賄い「編集+投稿」だけを委託すれば、十分に成果を出すことは可能です。一方で、安さの裏に潜むリスク管理と権利関係の整理を怠ると、かえって高くつくケースも。この記事のコツと注意点を踏まえ、貴社に最適なパートナー選びと契約設計を進めてください。
追記: “全部おまかせ”できる 「86研究所 SNS運用サポート」限定5社(残り3社)

特長 3 つ
- 撮影は月1回で完結
マイクや三脚などの機材は不要。企画・撮影・編集までワンストップで代行します。 - 完全オリジナル台本 × TikTok最適化編集
目的別にコンテンツを作り分け、バズりやすい構成をプロが設計。 - 効果測定レポート付き
月次レポートで再生数・フォロワー推移を可視化し、翌月施策を提案。
成功事例
- @genki.gpt(ChatGPTオタク/ゲンキ)
運用開始から約5 か月でフォロワー3,000人達成。講習会依頼獲得など実業への波及効果も。 - @kyutoya (倒産した元社長)(運用開始直後)
運用一本目から6000再生・初速も期待
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